モノを使い捨てていく現代。
だからこそ使い古されたアンティークも再度見つめなおされ
永く使われた、引き継がれた
そういったものの価値は時代を超えて使う人の心を揺さぶります。
家もそうでなくてはならない。
一世代で建替える様な短寿命の家であってはならない。
世代を超えて引き継げるそういう住宅をつくっていきたい。
そのために
高い耐震性で構造的安全を
高い断熱性で結露カビを排除して健康的に
将来を見据えた可変性のある間取り
使い込むことで深い色になり、光沢の風合いがでる天然の木を使う
たとえリフォームしたとしても、壊さないで残せる部分を出来るだけ作りたい。
愛着の持てる住まい。
そこに住んだ、それを使った人のことを想像できる
次世代に住み継げる
そんな家をつくりたい。
店舗においても永く使って頂くように考えていることは住宅と変わりません。
店舗設計に関しては出来るだけオーナーの意向が現実化できるようにしようと思ってます。
住宅よりも店舗デザインは自由度の幅が広いため、右往左往しないように私は舵取りをするという立場。
オーナーの意向が反映できたとき、それは他の店舗とは一味違うオンリーワンのお店になります。
住宅建築と店舗建築は同じようでいて結構違いますが
住宅で培ったものを店舗に
店舗で得たデザインを住宅に
双方で得た経験からご提案できることもあろうかと思います。
場合によっては工事に少し参加いただきます。
そうすると店舗に愛着も持てます。
設計から工事、オープンまでオーナー参加型で楽しんでもらう。
それも一つのコンセプトです。