一般的な高気密高断熱住宅よりもさらに高気密高断熱として、断熱性能は長岡でもトップクラスとしました。
大きさは普通の家の半分くらいですが、断熱材は普通の家1件で使う量より多く使ってます。
実際に高断熱住宅の暖かさ涼しさを身をもって体感中。
親と同居していた知人が同居をやめてアパートに引っ越しました。
冬場の結露、カビが原因で体が悪くなる前に引っ越そうということで、この冬が来る前に移り住んだそうです。
湿気やカビは家にとって寿命を縮める原因ですし、私たちの健康にもよくありません。
断熱工事で結露やカビは防げます。
断熱・耐震改修すればまだまだ長く家を使っていけます。
そして私たちの健康にもいいのです。
新築でもない、家全体をリノベするわけでもない。
自分たちが住む部分だけをリノベーション。
高気密高断熱で性能を上げる分コストはかかりますが、工事する部分がもともと小さいので当然コスト削減になります。
新築価格の1/4程度でしたので、 家計を圧迫するような長期ローンも組まずに済みました。
賃貸アパートに数年住んだ分で元が取れます。
また価格が抑えられた分、少し余裕ができればデザインや素材選びの選択肢を増やすことも出来ます。
例えば既製品の建具はメーカーがしっかりと考えて作っているので、きれいだし値段も安いものからレパートリーが豊富にあります。
ですが一般的にシートが張られているものが多かったりするので、長年使うとシートがはがれてきたり、傷も目立つ場合があります。
一方、建具屋さんが作った建具は、長年使うことで木の風合いが増したり、修理が出来たり、塗装をすることも出来ます。
建具を交換しなくても長く使うことができるわけです。値段は素材とデザイン次第で安くすることも出来ます。
また、私自身としてはDIYを休日にすることが多く、棚を作ったりします。
壁はクロス張りではなく塗装にしてます。塗装であればDIYでやり直しをしたいときにもビスの穴などの補修も楽です。
クロス張りにして自分で棚をつけたいけど間違ったら嫌だなと二の足を踏むところ、塗装壁なので思い切ってビス打ちします。
愛着の持てる家。DIYはおすすめです。
無垢材の家具。例えばこんなマジックの落書きも。
メラミンスポンジでこすると。
キレイになります。メンテナンスも自分で簡単に出来ます。
誰もが憧れる広いLDKとは真逆の我が家の11帖程のLDK。LDKとしては狭い方かもしれません。
コンパクトですがキッチンまわりに収納を集め、そこでほとんどの作業が完結できるようにしたり、一段上がったダイニングの下は床下収納にしたり。天井は高くして屋根なりに勾配天井とし、開放感を出してます。これでコンパクトですが狭く感じません。
―――――――――――
奥行きのある収納。例えば押入は奥行きがありすぎて、いったん収納すると中に何があるかわからなくなります。何年も使ってない荷物が眠ったままになります。面積を取るのに使い勝手が悪いので、限られた空間の中に収めるには押入のような奥行きのある収納は不向きと考えました。普段使わない収納はもったいないのです。
ですから常に何が入っているか見通せる収納がいいです。
キッチンの吊戸棚は妻が届く高さにしました。脚立がないと届かない高さの位置には普段使わないものが入りますが、これもほっておくと何年もそのまま。普段使わない収納は作りませんでした。
―――――――――――
普段使わないものは極力買わないし、持たないようにします。
コンパクトに住むには、所有物もコンパクトにというのが、うちの夫婦のコンセプトです。
中に何が入っているかすぐわかる収納であればいるものいらないものがすぐにわかります。
このようにしておかないと収納はいくらあっても足りなくなります。
―――――――――――
コンパクトだから掃除もしやすく、コンパクトだからこそ家族の顔も近く、自分達にはちょうどいい空間。
コンパクトだから費用も抑えれて費用もちょうどいい。
ちょこっとビフォーアフター写真もあります。
小上がりダイニングと造作キッチンの説明。家事が楽。
あったかくなるようにもともとあった2重窓にさらに内窓を設置。3重窓に。杉のフローリングが心地いいです。
コンパクトな家だからこそ収納はあえて隠さない。見える収納にすることで、一目で何があるか確認できるように。。